ARを企画・運用する際、気を付けることはありますか?
下記のような事に注意する必要がございます。
特徴点の多いマーカーかどうか
特徴点が多いマーカーなのかどうかは非常に重要な要素となります。
企画時、印刷前に必ず特徴点が多いかどうか確認ください。
簡易的に特徴点を確認する方法はこちらになります。
かざしやすい場所にマーカーがあるかどうか
かざしやすい場所にマーカーがあるかどうかも重要な要素となります。
天井から吊り下げていたりしますと、天井の高い場所や、背の低いユーザの方では、
マーカーとの間に距離が生まれてしまい、遠すぎて反応しにくい等の問題が発生します。
また、低すぎてもしゃがんでかざさなければならないため、こちらも推奨できません。
登録したマーカーと差異がないか
よくある例としては、管理画面にはカラーの画像でマーカー登録したが、
マーカーを掲載している媒体が新聞などで白黒で印刷されているケースです。
カラーと白黒では、特徴点が異なる場合があるため、印刷したら反応しなかった。等の問題が発生します。
また、この場合は、白黒の画像をマーカー追加することで解決することが可能です。
かざす条件が変わりやすくないか
屋外などの看板やポスター、広告といった媒体にARを設定する場合、
当日の天候や時間帯により、明暗の違いが発生するため、屋外に設置するのは推奨できません。
また、屋外に設置する場合は、快晴・曇天・雨天時、朝・昼・夕方などのパターンのマーカーを追加することで認識率を上げることができますが、完全な動作を保障するものではございません。